気功・整体院の健康メモ
大切な免疫の働き
私達の体は細胞から成り立っています。
その細胞が、発ガン因子や活性酸素などにより遺伝子の変異が起こり、それが異常細胞、すなわちガンの始まりとなります。
しかし全ての異常細胞が発ガンするとは限りません。体内には免疫担当細胞が存在しているからです。
健康な状態では、免疫担当細胞により監視され、体にとっての異物となるものは排除されます。
しかしその機能が低下すると、異常細胞が活動を高めます。
その時にガン細胞は様々な物質を放出し免疫担当細胞からの監視(認識)を免れようとします。
この監視機能が抑制されると、ガン細胞を直接攻撃する能力も低下します。
したがいまして、免疫に異常が発生するとその監視機能が崩れ、ガンが増大(増殖)することから、ガンは免疫病と位置付けられます。
ガンの治療には“免疫”を正すことが重要となります。
次のようなことで免疫力は低下することもあります
免疫力を低下させる要因はどのようなものがあるのでしょうか?
・加齢による低下(二十歳を過ぎると免疫力は低下します)
・過労、不規則な生活、睡眠不足
・精神的、身体的ストレス
・生活環境の悪化
・偏食などによる栄養不足
・暴飲暴食
・喫煙
・過剰な運動、運動不足
・抗がん剤による免疫低下
・化学物質による免疫低下 など様々なことが指摘されているようです。
三大療法で免疫力が下がることもあるようです
・代替療法の免疫療法
ガン治療において一般的なものは、手術、抗がん剤(化学療法)、放射線のいわゆる三大療法です。
しかしこの三大療法では、免疫の低下を招いてしまうことがあります。
副作用や後遺障害など、治療後の生活にも著しい支障を来す事もあるため、近年では、QOL(生活の質)を重視した治療法も見受けられます。
笑いが大切!!
・免疫力を高めるには
免疫担当細胞の中にリンパ球というものがあります。リンパ球を刺激する事により免疫力は高まります。
また、胃腸をきれいにすることで消化吸収能力が高まり、免疫力を上げることにもつながります。
笑う(作り笑いでも可)ことなどでも免疫力は高まることから、気持、心の持ちようでも免疫力は大きく左右されます。
免疫の分類
1)自然免疫
体内に異常細胞が発見されると、食細胞と呼ばれる白血球が捕食(細菌を食べる)し破壊します。
食細胞の大きなものをマクロファージ、小さなものは好中球といいます。
どちらも血液中に循環しており、侵入した細菌や異常細胞を食べていきます。
このときの活動で炎症が起こります。
傷口が赤くなったりしますが、これは傷口から侵入した細菌や空気に触れ異常化した細胞をマクロファージが食べ、
マクロファージが出した信号により好中球が集まってきたためです。傷口の膿は細菌や免疫細胞の残骸です。
2)獲得免疫
「抗体」のことです。病原体に感染するとB細胞により抗体が作られます。
抗体は細菌や異常細胞を認識し、攻撃します。さらに、記憶することで同じ敵には2度と負けないという能力を持っています。
これを応用したのが予防接種、ワクチンです。毒素を抜いた病原体少量を記憶させ、感染を防ぎます。
しかし、風邪(感冒)やインフルエンザ、ガンなどは、その形を次々と変化させるため効果的ではないと考えられています。
インフルエンザの予防接種もその型が違えば無効ということです。
3)リンパ球
リンパ球はいわばエリート集団です。しかしすぐには活動できません。
マクロファージなどによる信号を受け、脾臓やリンパ節などを通過して、血管とリンパ管を行き来しています。
最初に活性化するのはT細胞です。T細胞には、キラーT細胞やヘルパーT細胞などがあります。
キラーT細胞は異常細菌などを直接攻撃し、ヘルパーT細胞は抗体生産を促したり(Th2)、キラーT細胞を活性化(Th1)させたりします。
サイトカイン
以上が簡単な免疫の説明ですが、ガンの場合、この働きがどのように関与してくるのでしょうか?
ガンは、体内に存在していた正常細胞が、何らかの要因(発ガン物質、活性酸素等)により異常を来し発生しますが、
自然細胞や獲得細胞などの働きにより即発病までには至りません。
ところが幾つかの異常細胞は免疫担当細胞からの認識を免れ、ゆっくりと増殖を始めます。
一般的には、ガン発病まで10年ほどかかるといわれています。
増殖しながらも排除もされていますから、免疫レベルでの早期ガンとは、ガン発見時には当てはまらないということになります。
ガンが発見されていても、リンパ球は絶えず戦いを続けています。ここで重要となるのはキラーT細胞の働きです。ガンを直接攻撃します。
B細胞も抗体を生産し攻撃しますが、その能力が十分に生かされません。
抗体は敵を認識し記憶することでその能力が最大限発揮されます。
ところがガン細胞は、元々自分自身の細胞であったこと、その形を変化させることから、新しい抗体の生産が追いつかないのです。
1種類の抗体は1種類の敵しか認識できません。つまりキラーT細胞を活性化させることがガンを素早く撃退する近道といえます。
では、キラーT細胞を活性化させるにはどうすればよいのか。それはサイトカイン(情報伝達物質)の働きにあります。サイトカインとは信号のようなものです。
サイトカインにも多くの種類があり、ヘルパーT細胞をTh1へと導くのがインターロイキン12(IL-12)などのサイトカインです。
IL-12はキラーT細胞の活性も促します。
ガンにおける免疫力を高めるキーワードはある種のサイトカインであると位置付けられます。
AHCC、マイタケMD-フラクション、気功療法、光線療法などの効果効能・事例は記載しておりません。どうぞご了承の上、書籍等をご参照下さい。
気功整体院癒し情報:ビタミンDと免疫