呼吸法 |
深呼吸すると心が何となく落ち着いて気きませんか? ゆったりとした呼吸で副交感神経が鎮まってきたからです。 また呼吸は気の向上、気の流れの活性化とコントロールにとって重要なものです。 意識して心臓や胃の動きはコントロールできません。心臓や胃などの内臓は自律神経によってコントロールされているからです。 でも唯一、呼吸による自律神経をコントロールを介して、私たちは不随意に動いている内臓をコントロールできます。 (注)かつて呼吸法に失敗して体調を崩した経験のある方、突然に起こる呼吸困難などで苦しんでいる方、パニック障害やその予備軍の方は、特殊な呼吸法は避け、ゆっくりとした自然な深呼吸程度にとどめておきましょう。 |
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呼吸法と自然治癒力 |
人間は誰も、その内側に自然治癒力という力を持っています。 自然治癒力とは、様々な種類のストレスを受けて生じたゆがみを自然に元の状態に修正しようとする力です。 自然治癒力は心の状態によって増減します。ゆったりとした呼吸は自律神経(※1)のバランス回復・心の落ち着き・氣の充実(※2)・自然治癒力アップなどを促します。 (※1)自律神経には交感神経と副交感神経の二種類の神経があります。 交感神経は内臓の働きを高め、副交感神経はその働きを鎮静させる方向に機能し、全体としてのバランスを保持しているのですが、 強いストレス、長期間のストレスを受けると、この両神経のバランスが乱れ、体調が崩れてきます。 呼吸は、この自律神経と関係しています。 ストレスを受けると交感神経の働きが活発になって、交感神経過緊張状態となります。 ゆっくり、息を吐いて、副交感神経の働きを活発にすることは、自律神経のバランス回復を促します。 (※2)中医学では、「気」という物質が宇宙空間のいたるところに存在していると考えます。 そして人体の細胞の中にも、気は存在し、その気の量と流れが充分な場合を健康、不十分な場合を病気ととらえます。 そして呼吸法によって、空間から気を取り入れ、体内の気の流れを整えることができると考えられています。 |
今、一人ひとりが多くのストレスと共に生きています。 精神的な病や、そのことが発端となる事件やトラブルも増えています。自然環境破壊、経済不況も深刻です。 そんな状況の中、穏やかな心で生活するというのは至難の業でしょう。 心が乱れることで、良い考えが思い浮かばなくなったり、大なり小なり、誤った意思決定をしてしまうことも起きてしまいがちです。 そんな時代であるからこそ、自分自身の心身のバランスを穏やかに整えておくことは大切です。 |
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